土曜日は午前のみの
診療になります。
■休診日:日曜・祝日

動物は人間の何倍もの速さで年をとります。
その年齢にあった健康チェックをしてあげましょう。

年齢別チェックポイント

幼少期

幼少期は、免疫力がしっかり確立していない上、移動などのストレスで感染症にかかりやすくなっています。ワンちゃん、ネコちゃんがあなたの所に来たら、なるべく早く検診されることをされることをお勧めします。その際には、できれば便や尿も一緒にお持ち下さい。健康であれば、様子を見てワクチンを受けましょう。

成年期

成年期はワンちゃんやネコちゃんが一番元気な時です。フィラリアの予防、外部寄生虫の予防、定期的な混合ワクチンを受けていただき、健康を維持していきましょう。成年期で問題なるのが肥満です。おやつの与え過ぎ、高カロリーのエサには気をつけてあげましょう。体重は定期的にチェックし、1才齢のベスト体重を維持するように心掛けてください。

老齢期

7~8才以上のワンちゃん、ネコちゃんは老齢期に入ります。この頃になりますと、内臓疾患が増えてきます。様々な体調の変化に気をつけてあげましょう。水をよく飲む、ダイエットをしていないのに痩せてくる、毛づやがなくなったなどの小さな変化にも注意を向けて下さい。些細な変化がサインとなり、重大な病気の早期発見につながります。もし、気になることがありましたら早めに受信してください。あなたの大切なペットに豊かな老後を過ごさせてあげましょう。

季節ごとのチェックポイント


■春

季節のかわり目で体調を崩しやすい頃です。 食欲や飲水量、尿や便の状態、皮膚や皮毛の状態などに注意を向けてあげましょう。 ワンちゃんは狂犬病注射の時期になります。体調の良い時に集合注射や個別接種でお受け下さい。

■夏

ワンちゃんにとっては恐ろしいフィラリア症の感染期になります。最近は色々なタイプの予防薬がでていますので、一度ご相談下さい。投与前には、検査が必要となります。 また、ノミ・ダニなどの外部寄生虫がひきおこす、皮膚炎なども増えてきます。ついてから駆除するのではなく、寄生する前に予防してあげましょう。

■秋

夏の疲れからくる病気が増えてきます。夏で弱った体をいたわってあげましょう。 フィラリアは、まだ感染期です。ここで止めてしまいますと、夏の間の予防が無駄になってしまいます。涼しくなったからといってやめてしまわずに、11~12月位までは続けて投薬して下さい。

■冬

ワンちゃんは比較的元気な季節ですが、体の弱っているときや老齢の場合は注意が必要です。体調を崩さないよう、暖かくしてあげましょう。湯たんぽや、ペットヒータなどの局所暖房が効果的です。ただし低温やけどにはご注意下さい。 ネコちゃんにとって寒さは大敵です。この頃は感染性の疾病が増えてきますので、ワクチンなどで防げる病気は対策をたてておきましょう。風邪のような症状でも軽くみずに早めに受診して下さい。